インテリアコーディネーター

P.N にゃんこせんせい

実家が雑貨店をやっているので、小さい頃から 商品の飾りつけなどが好きで手伝っていました。そんなこともあって大学生になって少し時間に 余裕が出来たのでインテリアコーディネーター の資格に興味を持ちはじめました。

でも、実際にどうやって勉強していいかわからず、 雑誌などで紹介されていた学校に通うことにしました。

恥ずかしい話ですが、学校に通ってはじめてこの 資格の難しさ・奥深さを知りました。
想像もしていなかった製図や細やかな知識をはじ め、二次試験まであることさえ知りませんでした。でも興味があってはじめたことなので合格するまで 頑張ろうと思いました。

はじめは本当にたくさんのことを覚えなくてはなら ず、何度も挫折しそうになりましたが、学校で同じ 目標を持った友達ができたので、お互いに励ましあ いながら勉強が続けられました。たぶん一人ぽっち だったら途中で投げ出していたかもしれません。

一次試験用の参考書や問題集は買いませんでした。学校のオリジ ナルテキストを中心に読み込んで、過去問をやりま した。それで知識は十分身につきました。
学校の講義は教わるというよりも事前に予習をして、 正確に理解しているかどうか確認するという姿勢で のぞみました。
このやりかたは効率的で手前味噌で すが良かったと思います。
模擬試験も何度か受けて、自分の理解度の目安にな りました。

二次試験対策ですが、製図はひたすら描くことだと 思います。何枚も何枚も図面を描き重ねていくうち に次第にコツがつかめるようになってくるはずです。 不器用な私でも最終的に短時間で描けるようにな ったので、練習すれば誰でも大丈夫でしょう。

困ったのは論文です。これはちょっと悩みました。
今から振り返ると綺麗な文章を書くことに気を使い すぎて中身がおろそかになっていたような気がしま す。合格した今だから言えることかもしれませんが、 綺麗な文章である必要はないと思います。要は書き たいことが相手に伝われば良いのではないでしょうか。
論文には必ずキーワードがあります。私はそれをは ずさないことを念頭に文章を組み立てていきました。 極端に言えば、中身がしっかりしていれば文章はぶ つ切りでもかまわない気がします。

私の場合、勉強期間は正味1年ほどでしたが、ラッ キーなことに合格できました。まぐれかも・・・
でも、うれしかったです。勉強を続けて本当に良か ったです。
今、ちょっと欲が出てきて、今度は二級建築士に挑 戦してみようかな、とも思っています。

【参考図書】
インテリアコーディネーター2次試験
「一番わかりやすい合格論文」
インテリアコーディネーター資格試験
「はじめてのインテリア製図 合格する図面の描き方」