DTPエキスパート

時給は約1,800円前後
月給は約18万円から
(30歳で約30万円)

※金額は調査による目安です

DTP環境の向上によって印刷業界の敷居が低くなり、 多くの人が印刷物制作に携われるようになりました。

その制作過程で、編集者やデザイナー、印刷会社を とりまとめて円滑な作業を指示・管理するのがDTPエキス パートです。
行程を俯瞰して見る必要があるのでDTPに関する幅広い知識が 必要とされます。

試験では、DTPを使って商品クオリティの印刷物を完成させる 知識と技術がテストされます。
筆記試験(マークシート)で問われた技術が、課題試験で実務的 にこなせるかがポイントです。

課題試験は試験当日、主催側から課題材料(CD-ROM)と 「制作の手引き」を受け取って持ち帰り、提出期限内に 制作物(普通紙ゲラ)と制作指示書(内容は「制作の手引き」 に記載)を添付して提出します。

印刷物全体の設計、コンセプト、ワークフロー、品質、 指示指定などを作品と合わせてトータルにチェックされます。

試験は実際のビジネス同様に取り組めば充分合格できますが、 慣れていない人は難しいでしょう。
試験ではプロ並みの知識が要求され、優れた印刷物を作る知識と 技能が必要です。

最近はホームページ制作を手がけることも多くなっているようです。

■主催団体■(社)日本印刷技術協会