社会保険労務士②

P.N ライダーパパ

2004年合格
合格までの勉強期間は11ヶ月。1日2~3時間でした。
スクールに通いたかったのですが、仕事の関係もあって 通信教育にしました。


何も知らないズブの素人でしたが、通信教育のテキストは 初心者でも分かりやすく、とても丁寧でよかったと思います。
難しい問題にぶつかったりすると他の市販の教材に気持ちが 移りそうになったこともありましたが、自分で決めた通信 教育を信じて最後まで同じテキストで学習を続けました。

私はとにかく苦手科目を作らないようにしました。
模試や過去問で間違いの多いところを自分なりに分析して そこを徹底的に繰り返しました。

あとは効率的な学習の開拓です。インターネットや雑誌で 様々な情報を集めて、自分なりに得点しやすいテクニック を身につけていきました。
例えば、徴収法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律)。 この徴収法は理解しやすい上に、労災保険法(労働者災害補償保険法)や 雇用保険法とセットで出題されます。
なので徴収法を完璧にしておけば労災保険法と雇用保険法は最低合格 ラインをクリアできます。
また、労災保険法は第12条(年金の内払いほか)、雇用保険法は第 61条(高年齢雇用継続基本給付金ほか)など出題頻度の高いところ をマークして、出題傾向も参考に学習を進めていきました。労働基準法は暗記力よりも理解力を求められますから、テキストの 熟読を中心に行いました。

通勤時間や昼休みの短い時間もカードなどを作って暗記に 努めました。こうした小さな端切れの時間もバカにできません。 たとえ20分でも3日やれば1時間なのですから。
こうして勉強を進めているうちに模試の結果も次第に良くなって いきました。

結果が散々な模試もありましたが、それは再度自宅でやり直して 間違った部分を完全に埋めていきました。私の場合、かなり集中してやったのが功を奏したと思います。

毎日3時間を目安に「夜12時までやる」と決めたら その時間まで全力で勉強に集中、12時を過ぎたら翌日 のためにさっさと寝る。そういうクセをつけました。
仕事も定時に帰れることが多かったので、規則正しく勉強時間を 確保することができました。

通信教育で安くあがったので、合格記念に勉強を応援してくれた 嫁と娘にプレゼントを買ってやりました。本当は私がプレゼントされる側のはずなんですけれどね・・・