土地家屋調査士

P.N クボケン

大学生の時、宅地建物取引主任者に合格していたので、さらにステップアップを 目指してこの試験に挑戦しました。

まずは測量士補から始めてみようと思い、これは大体1年勉強してなんとか 合格できました。

その後、土地家屋調査士に関しては市販の参考書と問題集を購入し、基礎的な 知識を身につけつつ答案の練習を行っていきました。
同時に「不動産法律セミナー」(東京法経学院)を購読しました。

択一対策は条文の徹底理解を心がけました。
書式対策は基本パターンの暗記に努め、答練やセミナーで出題された ものを繰り返しやったのが結果的に良かったと思います。

試験では時間配分が大切なので、解答は書けるところから書いていくと気持ち 的に余裕ができます。
そして、最後まであきらめないことだと思います。

この資格試験は知識よりも、どちらかと言えば受験テクニックが問われる試験だと 感じました。
素早く三角定規を動かして、少ない動作で図面を完成させる。電卓の 機能を上手に活用してミスのない求積をする等々。

私は合格までに3年かかりましたが、今、振り返ると、基礎を重点的に勉強した のが良かったのだと思っています。
測量や調査士業務にまったくの素人だった私が合格できたのですから、基本から 丁寧に根気よく学習すれば、いずれは合格できる試験だと思います。