中小企業診断士

開業後の目標額は年収1,000万円
会社員では月給約20~30万円から

※金額は調査による目安です

経営コンサルタントとして唯一の国家資格です。
中小企業の経営者から依頼を受けて経営指導などを 行う専門家、いわば企業のお医者さん的な存在です。

中小企業は日本の企業の90%を占めており、日本経済の 基盤を担っています。
しかし現状は厳しく、経営改善、設備投資や人材確保、新技術の 導入などが簡単にできる環境ではありません。

中小企業診断士は、こうした中小企業の経営課題に対応するための 診断・助言を行い経営の手助けをします。

中小企業診断士の資格を取るためには、以下の2通りの方法があります。
(1)中小企業診断協会が実施する第1次及び第2次試験に合格し、 実務補習を修了または実務に従事する。
(2)同協会が実施する第1次試験に合格し、中小企業基盤整備機構 または登録機関が実施する中小企業診断士養成課程を修了する。

第1次試験の受験資格は、年齢、性別、学歴等に制限はありません。
第2次試験の受験資格は、受験年度または前年度の第1次試験合格者です。 試験は中小企業の診断及び助言に関する実務の事例並びに助言に関する 能力について、筆記、口述の方式で行われます。

中小企業診断士は扱う分野の範囲が広く、企業の内外でニーズが高い 資格と言えます。

経営コンサルタント会社に就職するほか、スキルを積んで独立・ 開業もできます。
開業後の年収の目安は1,000万円超です。

■主催団体■(社)中小企業診断協会