社会福祉士①

P.N さえぞう

6年前から福祉事務所に転職しました。
介護の必要な親戚がいたことから、福祉に関しては以前から 興味を持っていたのです。
しかし実際に勤務してみると自分の知識の少なさを痛感する ことがしばしばでしたので資格取得の学習をはじめてみよう と考えたのがきっかけです。

まずは「必携社会福祉士」を精読し過去問題を解いてみました。 実際に採点をしてみるとまずまずの得点でしたが、そのうち半分 は「あてずっぽう」のまぐれ当たりでした。
これでは自分の実力が確かめられないので、分からなかった問題 を一つ一つチェックして自分の不得意分野を明確にしていきました。

このような弱い部分はノートにまとめて、また、普段こまめに 確認できるようにミニ手帳にも要旨を書き込んで時間があるご とに見直しました。
合格のポイントはとにかく過去問を解くことだったと思います。 出題傾向がつかめるのと解答時間をきっちり制限して解くこと で実際の試験の時間配分の感覚もつかめました。

模擬試験も良く活用しました。単調になりがちな勉強に模試は 一喜一憂の刺激を与えてくれたと思います。結果が悪くても落 ち込まない気丈さが必要です。分からなかった部分は克服して おけば良いのです。

試験はとにかく悔いがないように実力を出し切る思いで望みま した。
試験前日、一番気を使ったのが体調管理です。試験日が冬なの で間違っても風邪を引かないように注意しました。 体調をくずしてしまったら、それまでの努力が水の泡ですから。 健康管理も試験対策の一つと思います。

勉強はそれなりに厳しかった気がいたします。
でも、家族の理解があって自分の時間を作れたので合格できました。 今は家族で勝ち取った合格と思っています。
なによりも今後の仕事に生かしていけるのが喜びとなっています。