時給は約1,500円から
(準1級取得で派遣の場合)
※金額は調査による目安です
秘書というと、役員のスケジュール管理や身の周りの世話といった仕事を 考えがちですが、文部科学省後援の「秘書技能検定」は女子一般事務職 の職務能力を審査するものです。
一般事務職志望の女子なら誰でも備えていなければならない基本的な実務知識 が主な試験内容となっています。
資格の認知度は高く、多くの企業で資格手当てが出たり人事選考の 材料とされていて「持っていると得」な資格でもあります。
1級、準1級、2級、3級の4ランクがあります。
試験方法は筆記試験で秘書の資質、職務知識、一般知識、マナー・接遇、 技能などの内容が出題されます。
2級・3級は選択問題(マークシート方式)と記述問題。
1級はすべて記述問題で1級・準1級の面接試験不合格者は1年間筆記試験が 免除されます。
資格取得までには大体1か月~3か月が目安です。
学んだ後は、一般常識や言葉づかいなどビジネスシーン以外でも役に立つ知識と 技能が身につきます。
就職・転職先は、各企業の事務職のスペシャリストというパターン が多いようです。
求人の際に考査条件として秘書検定を示す企業もあるので、準1級以上の 取得を目指すと良いでしょう。
■主催団体■公益財団法人 実務技能検定協会