弁護士

年収500万円~数億円
平均は1.500万円前後

※金額は調査による目安です

弁護士は、様々な依頼人から持ち込まれる 民事や刑事などの訴訟事件、あるいは審査請求、異議申立、 再審請求といった不服申立事件などについての処理や手続きを法律に 従って行い、法廷での被告人の弁護活動を行います。

さらに法廷外でも、広く一般の法律相談を受けたり、さまざまな 問題の仲裁・調停なども行い、紛争の解決や予防にあたります。

弁護士として活躍するためには、まず、国家試験のなかでも最難関と いわれる司法試験に合格しなければなりません。その後、司法修習生として研修生活を送り、研修後、裁判官、弁護士、 検察官のいずれかの道から弁護士を選ぶことになります。

弁護士は専門により収入に幅があります。日弁連の2000年の調査によると、弁護士の所得は平均1,701万円 (粗収入から必要経費を差し引いた額)となっています。もっとも、この平均値は一部の高額所得者に引っ張られているので、 中央値をとれば平均所得は1300万円程度になるそうです。更に細かく言えば、500万円未満1,000万円未満が4割を占めているそうです。

労働時間の長さやミスを犯したとき多額の損害賠償請求を受けることを 考えると、ハイリスク・ローリターンの職業という見方もあるでしょう。

■試験情報■法務省