介護福祉士

月給は16~20万円から
※金額は調査による目安です


「要介護の高齢者や障害者のケア」に取り組む専門職養成を目的として、 昭和62年(1987年)に国家資格として生まれました。

老人や障害者の自立した生活を支援するための日常の介護や、本人や介護する 家族などの指導を行います。

「ケアワーカー」とも呼ばれ、主に食事や入浴などの介助のほか、本人や 家族の精神面のフォローなども行います。
人と向き合う仕事なのでコミュニケーション能力が必要とされます。

資格の取得は高卒後に養成施設で学ぶか、国家試験に合格して取得するかの いずれかです。

現在の介護福祉士養成施設は402校478課程あります。
高卒者対象の2年課程(夜間3年課程、4年制大学を含む)と、保育士養成施設 卒業者が対象の1年課程の2種類があって、いずれも卒業時に無試験で介護福祉 士の資格が取得できます。

国家試験合格で資格が得られるのは、介護実務3年以上の経験者と、高校の福祉 科福祉コース卒業生です。

試験はかなり難関で、筆記、実技とも問題の総得点の60%程度を基準として、 問題の難易度で補正した点数以上の得点(筆記はさらに、各科目の全てにお いて得点があることが必要)で合格となります。

就職・転職に関しては福祉関連施設に勤務したり、在宅の高齢者・障害者に 対する訪問介護業務などがあります。

■主催団体■(財)社会福祉振興・試験センター