日本語教師(日本語教育能力検定)

時給2~3千円(国で違います)
月収は約20万円

※金額は調査による目安です

外国人に日本語を教える日本語教員。
日本語教育能力検定は日本語教員に必須の資格ではありませんが、客観的に実力を 証明する手段になります。

合格するには大学卒業と同程度のレベルが必要です。
試験では日本語教師として最低限必要な専門知識と能力を見られます。

基礎的知識・能力、分析的知識・能力を測定する試験I、音声媒体を使用する試験II、 日本語教員としての現場対応能力、問題解決能力、統合的判断能力、思考能力を 測定する試験IIIからなります。

出題範囲は幅広く、
(1)「社会・文化・地域」では、世界と日本、異文化接触、日本語教育の歴史と現状、 日本語教員の資質・能力。
(2)「言語と社会」では、言語と社会の関係、言語使用と社会、異文化コミュニケー ションと社会。
(3)「言語と心理」では、言語理解の過程、言語習得・発達、異文化理解と心理。
(4)「言語と教育」では、言語教育法・実技(実習)、異文化間教育・コミュニケー ション教育、言語教育と情報。
(5)「言語一般」では、言語の構造一般、日本語の構造、コミュニケーション能力。

などについて問われます。
受験資格は特に制限はありません。

資格取得者は日本国内はもとより海外で働くことも可能です。
ただし外国で働く場合、有給休暇、社会保険などの保障が ほとんどないので、日本語教師の収入だけで暮らすのは楽では ないようです。

■主催団体■(財)日本国際教育支援協会